国際社会において、日本人というのはどういう風に見られているのだろうか?
日本の書店に行くとハウツー本があふれている。欧米にはハウツー本は
ほとんどない。
日本では、仕事に、人生に、恋愛にと、ハウツーに当たるものが多い。上司と
どう接するか、企業の面接にどうやって臨むか、多くの人がハウツー本を読む。
それが日本人の「考える力」を衰えさせていく。
ユダヤ社会はハウツーを教えない。その代わり「ヘブライ聖書」の基本精神に従う
ことを求める。
オバマ大統領が就任した時、宣誓式で手を置いたのは、「ヘブライ聖書」に「キリスト
教聖書」を加えたもの。宣誓でもわかるように欧米人は聖書を基本に捉え、そこにある
基本精神に忠実であろうとする。だから大事なところではぶれないことが多い。
私たち日本人の「基本精神」に当たるものは何なのだろうか?
「基本精神」が無いということを象徴するのは、日本人は海外では「すぐあきらめていしまう」
と言われている。欧米では、日本人留学生は「一番あきらめが早い」と言われているそうだ。
ビジネスパーソンも、何かを命じられた時、「こういう理由でできない」と、言い訳が多い。
それは、日本人は減点主義の中で育ってきたから、加点を求められると何もできなくなる。ことが
起因しているのだろう。
「神は私たちにあきらめることを許さない」というのが、欧米人の考え方の根底にある。
「どうあがいてもだめだ」「だから、今回はあきらめてしまおう」。そう考えるのは、ある意味で
効率的だ。しかし、それでは大きな仕事は成し遂げられないし、国際的には信頼されない。
必要なのは、加点に向けての「I have a dream」という発想だ。
キング牧師の演説を思い出す言葉。アフリカ系アメリカ人の自由を求め、あきらめずに声を
出し続けた人物、その教えも聖書からきているのだ。
私たちには夢がある。だから、駄目かもしれないけど、やるしかない。あきらめることは神が
許さない。欧米人の多くは、そうした加点主義の発想を子供のころから頭に刷り込まれている。
一方で、減点主義のストレスで自殺率も世界一になってしまった日本。「I have a dream」
の加点主義発想が無いことで、大きな損をしている、、、、、、、、、、
、、、、
と、書いてあるのは、「だから損する日本人」(阪急コミュニケーションズ)です。
