これは、「働かざる者食うべからず」という道徳的な戒めの言葉ではなく、
人間にとって働く事がいかに大切なものかを教えている言葉だそうです。
以下の事を意味しているそうです。
人間にとって働くことは、人間を人間たらしめているものなのです。
働くことで生活を豊かにしたい、レジャーを楽しみたいと思うあまり
働くこと自体よりもその事のほうに軸足を置きがちになります。
そのため内心では嫌と思いながらも仕方なく働いている人が実に多くいます。
働くことで生きている証をつかみ、それによって人や社会とかかわる。
どんな仕事であっても「今、ここで、自分が」と、全力で投じれば、
そこに自分が活かされ「生きがい・やりがい」が生まれてきます。
とのことだそうです。
ところで、よく、やりがいがある仕事ですとか、やりがいのある会社です。
と言った事をいう方がいますが、押しつけるものでもなく、また言葉で
説明する事でもないかもしれませんね。
どんな仕事でも「今、ここで、自分が」と頑張れる人が、「生きがい・やりがい」を
つかめる。
今、働こうとしている人には全員平等に「生きがい・やりがい」を持てる権利がある。
チャンスは平等で、そのチャンスを生かすも殺すもその人次第ですね。
どれだけの人が、生きがいを持っているのかわかりませんが、
世の中の人全員が、働く事の意味を理解すると、もっともっといい時代が来ますね。