月別アーカイブ: 2011年8月

始めるから始まる

「すべて、始めは危険だ。とにかく始めなければ始まらない。」
(「人間的な、あまりにも人間的な」ニーチェ)

何かを始める時は、反対もあるし批判もある。
本当の応援とは意外と少ないものです。

そんなことして大丈夫なの?

上手くいくの?

また、

そんなことしても無駄だよ。

今更やっても、もう他の人がやってるよ。

・・など、

何かを始める時につきものになる言葉ですね。

ニーチェは反対や批判についてこうも言ってます。

キノコは、風通しの悪いじめじめした場所に生え、繁殖する。
同じ事が、人間の組織やグループでも起きる。批判という風が
吹き込まない閉鎖的な所には、必ず腐敗や堕落が生まれ、大きくなっていく。
批判は、疑い深くて意地悪な意見ではない。批判は風だ。頬には冷たいが、
乾燥させ、悪い菌の繁殖を防ぐ役割がある。だから批判は、どんどん聞いた
ほうがいい。   (「人間的な、あまりにも人間的な」)

周りに左右されずにしっかりと志を持って事にあたれば、
全ての言葉はなんてことない。

始めるから始まる。

勇気を持って始めてみましょう。何事も、応援するよ

あっという間に過ぎていく時間

今年のお盆休みは、仕事は入っていたためほとんど休んでは
いませんでしたが、それでも時間を有効に使ったせいもあってか、
中身は例年以上に濃かったです。。o@(^-^)@o。ニコッ♪

ゆったりと頭を整理すると、何と今年も3分の1ちょっと、、、、、、
年末をどう過ごすか、来年をどう迎えるかを、仕事を含め真剣に
考えなければならない時期に突入です。

こんな時は、自分のなりたい、自分の道をもう一度しっかりと
見据えるべきですね。

「今、何をすべき」を間違わず導き出すために、「自分はどうしたいのか」
をしっかりと自分自身に言い聞かせる。
たまには、立ち止まって、現実から、将来の不安から逃げることなく。。。

先日両親・弟夫妻と我家族計8名で旅行に行ってきました。
本当にこうやって家族が健康でみんなで旅行にいける事に感謝です。
海外旅行よりも、どんな贅沢な旅行よりも大切な気がします。
今の年齢になって分ってきました。家族の大切さ。

父親は現役の社長です。今年70歳を迎え、ますます元気です。

父親はいつまでに自分は何をしたいのかをはっきりと持ってました。
そして今何をすべきかを分っていました。

仕事においても、その他の事でも将来の目標を持った人間は強いです。
目標のない行動は不満をよびます。

目先の事は言わなくても重要に決まってます。
今、この瞬間を一所懸命やれない人間は、将来の夢を達成する事は困難です。
だから、今日の稼ぎを大切にするのは当然の事です。

将来のビジョン・夢・なりたい姿、、、成し得るためには、今一番苦手な事、
嫌な事をすべて受け入れる勇気を持つべきですね。

時間は平等に与えられています。自分だけが忙しく、時間がないなんて人に
明るい将来は感じないです。忙しい事に感謝すればこそ、自分中心の考えは
なくなるはずなのに、「忙しい」「時間がない」と口にする人は私は信用しないように
してます。その人がきっとfor meの人だから、、、

あっという間に過ぎていく時間を上手に使い、成長したいですね。
たくさん仕事をして、たくさん遊んで、たくさんの人に会って、
たくさん本を読んで、そして何よりたくさん家族とともに時間を過ごして、、、
な~んか楽しくなってきた((o(^∇^)o))わくわく
まだまだ時間の使い方で幸せになれるような気がします。

時が過ぎ年齢を重ねた時に自分の昔を微笑ましく思える
余裕のある人間になりたいものです。( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

一年にこの時期ぐらいは、すべての家庭で

私は、戦争を知らない。
しかし、日本人に生まれたからには戦争を知らなければならないと思う。

66回目の8月15日、終戦記念日。

今年は、終戦記念日に対して、違和感を感じた。テレビでも、
戦争関連の番組を見ることは少なかった。19時から21時の
ゴールデンタイムでも一部のニュースのコーナーを除くとほとんどが
戦争とは無関係の番組だったように思う。

戦争を忘れないという事は、ネガティブでも暗い話でもない(明るい話でもないが)

要は、後世にしっかりと伝えていかなければならない過去の事実だと思う。

私のような戦争を知らない世代、又、その子供たちがこの時期ぐらいは、
なぜ戦争が起きてしまったのか?なぜ戦争はしていけないのか?
戦争によってどうなったのか?戦争って何なのか?
そんな話題に触れてもいいのではないだろうか。
偉そうに言えた立場ではないが、日本人は日本の歴史をしらなすぎる。

日本という恵まれた国に生まれた奇跡を大切にしてほしい。
そして、感謝の気持ちを忘れないでほしい。

勉強ができようが、仕事ができようが、過去の事実を知らない人間に
品格は感じない。

誰も教えてくれない世の中なのかもしれない。
そうしたら自分で勉強すればいい。本を読めばいい。

とにかく違和感を感じた終戦記念日だった。

災害の関係で、な~んて事だとしたら、恥ずべき日本人の美学だと思う。

芥川賞・直木賞

芥川賞の発表の「文芸春秋」の中の、選評を毎回楽しみにしている。
選考委員のコメントは凡人の私にはとても理解できるものではないが、
とても面白い、その選評をふまえた上で読むとまた、作品に対する
向き合い方が変わってくる。

平成23年上半期の芥川賞の受賞者は該当者なしでした。

石原慎太郎氏の選評は毎回刺激的です。選考作品に選ばられる事でも
すごいと思うのですが、その作品をつかまえて駄作と言いきってしまう。
嫌いでないですね、はっきりと言う石原節。

ところで、芥川賞と直木賞の違いご存知ですか?

芥川賞は、新人の純文学作品に、
直木賞は、大衆小説で新人でなくてももらえるすです。

作家が書きたくて書いたのが純文学で、
人を喜ばせるために書いたのが大衆小説ということになります。
これは創設者である、作家「菊池寛」さんの言葉です。

お客様の為とは、、、、

会社は、お客様の為に仕事を行い、見返りに対価を得る。
その貢献度が高ければ儲けがでる。儲けが出れば、
税金として社会にお返しする。
これが私たち国民の社会貢献だ。
いわばお客様の為に仕事を行うのは当たり前のことだ。
そうしなければ対価を得る資格がないという事だ。
社会貢献も出来ない。(ボランティアは別だが、)

お客様第一とか、お客様の為にとかを掲げ自分こそがお客様の為に
仕事をしていると勘違いをしている会社、又は個人。
お客様の為と言えば、全てが優先されると思ってる。
その証拠に無意識にその言葉を、自分の都合で使う人間が多い。
比較的の話だが、よーく見ているとそういった人間の大半が自己中心的だ。

大事な事はお客様が求めている事に答えられたのか、そしてお客様は満足
しているかだ。

そして満足しているのであればお客様は必ずサービスの対価としてお金を
流通させる。

私は営業経験が長いが、今まで、お客様から、
利益を抑えて仕事をしてほしいと言われた事は一度もない。
そんな人が存在するとも思えない。

価格が安い事と、仕事がいいという事は違う。
そこに気付いている人間は、仕事ができる人間だ。

よい仕事をすること=お客様の為になることは、全てにおいて優先される事であり、
価格とか利益と同じ土俵で話してはいけないと思う。

民主主義の自由な社会だからこそ、私達は生存競争が出来る。
だとすれば、人よりもいい仕事を提供する場合はそれなりの金額が
発生する事を理解すべきだ。

しかし、同じ仕事・サービスを提供する場合には上記は該当しない。
お客様が同じもの・サービスをより安く手に入れるのは当たり前のことだ。
だから、他社と同じサービスを提供するのであれば価格競争をしないといけない。

お客様から仕事を取りたいがゆえに価格競争に入り込み、利益を少なく獲得した
仕事を自慢するようなことは自分の恥を大きな声で言っているような事だ。
むしろ、よい仕事をした時には多くの利益を生むだろう。
それが、資本主義だ。

利益は少ないけど、お客様に満足してもらえた等という事を言う人間は、仕事としては
アマチュアであり、実は自己満足を求めているだけである。

何度も言うが、お客様に満足してもらえたのであればお客様はそれ見にあった対価を
支払うのである。それがプロの仕事だと思う。社会貢献につながる。

話は変わるが、震災後日本国民が自分たちだけ贅沢できないと思い、
消費を控えたとしたらこの国は一体どうなるのだろう。
お金を満足に流通出来ない人が増えたのなら、その人達の分までお金を流通させるべきでは
ないだろうか?そして多くの税金を支払う。
日本人の美徳はここでも寒い話しになってないか?と思ってしまう。

多少話しがずれてしまったが、仕事で、
間違わないでほしいのは、お金が優先されるのではない、お客様に満足してもらえたかが
大事だという事だ。

生存闘争

生物は実際に生き残れる以上の子供を産むため、お互いに圧力を加え続ける。
この「存続をめぐる争い」が進化の原動力となり、有利な生き物が数を増やし、
不利なものは消えていく。その進化過程で無数の種族が生まれる。

Struggle for existence
「生存をめぐって苦闘する」

ある生物が勝ち残り、生涯にわたって健康で寿命をまっとしたとしても、
子孫を残さなければ進化にはいっさい跡を残さない。
進化という視点から評価した場合、生き残るだけでは不十分であり、
どれだけ子孫を残せたのかが重要である。

(ダーウィン「種の起源」より)

会社の経営のみならず、様々な行動に通じる。

自分さえよければという考えは、種をも絶滅に追い込む。