月別アーカイブ: 2011年4月

ただただ、、、、、そして、ありがとう

思い出は、そこに住んでいた人達の心の中に

必ずに残っているはず。そしてこれからも永遠に、

今は、ただただ、、、、、

御先祖様も、

そして、

そこで頑張る人達の笑顔に救われる、

こちらこそ、心からありがとうございました。

晴れのち晴れ

被災地の方々は、強く強く頑張ってます。
明るく元気よく。
助け合いながら、for youで、
人間はそんなに強くないと思います。
だからこそ、助け合い強くなれるのだと思いました。
被災地でみなさんにふれあい活動して感じた事です。

福島県いわき市に行ってきました。
ボランティアセンターでの活動は朝9:00~16:00です。
平日はまだまだ人が少なく感じましたが、土日は多くの方が来ました。
当日の作業を振り分けられ、現地に向かいます。
現地で現実を直視すると、事の重大さを認識しますが、
意外と感傷に浸っている時間はありませんでした。
自然と身体が動き始めます。目の前にある事実を瞬間的に受け止めた後は、
ただただ作業です。とにかく今目の前にある泥をかたずけること、
目の前にある瓦礫を撤去すること等々、、、
とにかくひたすら身体を手を動かす事でした。
その間は、何も考えていません、とにかく動いてました。
不思議な事に、
その疲れは、地元の方の温かい笑顔ですぐに忘れます。

地元の方は、毎日毎日、生活を取り戻すために頑張ってます。
そしてまた朝を迎えます。
元気な、
いや元気にしていないと何かが壊れてしまう、、
とにかく、気持ちは「晴れ」を維持しないといけない一日が始まります。

現代の後藤新平は現れるのか

ちょうど15年前私は仕事で、岩手県に赴任してました。
もちろん、宮古も釜石もその他の土地にも何度も行きました。
釣りを楽しみ、おいしいお魚をいただき、地元の方々に優しくしてもらった、
思い出がたくさんある土地です。
メディアで見るたびに胸が痛くなります。

後藤新平は岩手県水沢出身3偉人の一人です。
当時私は、彼に触れものすごく影響を受けました。
また、当時在籍していた会社の設立者である安田善次郎とも後藤新平は
深く関係していた事も興味をそそられた一つです。

東京市長(東京市は現在の東京23区)の後藤新平は、東京改造計画を打ち立てたが、
あまりの規模の大きさから「大風呂敷」と呼ばれました。そんな後藤に善次郎は、
当時の国家予算の半分の金額を東京改造計画の為に支援する事を約束しました。
しかし、その直後に善次郎は暴漢に会い殺害されてしまいます。それにより後藤の計画は
遅れる事になります。さらにその2年後関東大震災が東京に壊滅的なダメージを与えます。
その復興によりさらに改造計画の予算は減らされることになります。
今の東京は、後藤の立てた東京改造計画がベースとなり都市作りがなされているのです。

後藤新平という人物は医者から政治に出た人間です。その点も非常に面白く、他に、
満鉄(南満州鉄道)の初代総裁。
逓信大臣・内務大臣・外務大臣。
ボーイスカウト日本連盟初代総長。
日本放送協会初代総裁。
などなど、、
強烈なリーダーシップをとった人物です。
以前ブログにも書いた白洲次郎とどこか同じ匂いのする尊敬する人物の一人です。

今回の震災にあたり善次郎のようにお金を出してくれる人物は登場しています。
あとは後藤のような人物が現れる事を祈るばかりです。

私も被災地を訪ね、今私にできる事をやってます。
また、ホームページに訪れた人に少しでも知ってもらえればと思い、義援金サイトの一覧も
解説してます。今出来る事を積極的に行動していきたいと思ってます。
http://www.anis-co.co.jp/

菜根譚 2

~安定は不安定を招く~
「欹器(いき)は満つるを以て覆り、撲満は空しきを以て全し。
故に君子は寧ろ無に居るも有に居らず、寧ろ欠に処るも完に処らず。」

欹器という容器は水を満たすとくつがえる。貯金箱は一杯になると壊される。
だから君子は無い事に甘んじ、有る事を求めず、不足した状態に甘んじ、
充足した状態を求めない。

~心にほどよい余裕を持つ~
「心は虚ならざるべからず、虚なれば則ち義理来たり居る。
心は実ならざるべからず、実なれば則ち物欲入らず。」

心には空いた所がなければならない。空いていれば、道理が自然と入ってくる。
心は詰まっていなければならない。詰まっていれば、物欲はつけこまない。

フムフム(*゚Д゚)φ))ナルホド!!

4月1日

本当であれば、いろんな事が変わり、新しい気持ちでむかえられる日。
社会人1年生の入社式。新しい勤務地への初出勤。新学年。などなど、、

忘れる事の出来ない2011年3月、地元福島では、まだまだ困っている方が
たくさんいます。むしろ現実を少しずつ理解しはじめ受け入れなければならない
現実を知らされる方、また、将来への絶望感から自ら命を絶つという起きては
ならない事まで起きてしまいました。
何もできずにいる自分がすごく恥ずかしく感じます。

あっという間に時は過ぎますが、それは幸せを意味する事と改めて思います。

福島県出身の私は地元のボランティア活動に行きます。
出来るだけ、原発の近くで困っている人たちの場所で行う事に決めました。
自分にできる事が必ずあるはずです。

人と話すのが好きです。人に出会うのが好きです。初めての事が好きです。
人に喜ばれる事が好きです。人の笑顔が大好きです。

心を裸にして、お手伝いに行きたいと思ってます。