カテゴリー別アーカイブ: ボランティア活動

5383人のお盆を迎えられない魂

死者15,544人、行方不明者5,383人、避難・転居者99,236人 

震災から4月が経つ、いまだ行方不明者の数は、阪神大震災の死者6,434人
と変わらない数字だ。

そして、その背景にはその数以上の家族がいる。
改めて、事の重大さを知る。

約10万人の自分の住まいを失った方・転居を余儀なくされた方、
この数字は、神奈川県伊勢原市または、東京東久留米市の人口と
ほぼ同じ人数だ。東京港区の人口では2人に1人の数になる。

見えないところで、災害の影響はたくさんある。

夏休み、お盆休み、子供・孫のプライスレスの笑顔を楽しみに
していたおじいちゃん・おばあちゃん、その御先祖。

原発の地域では、毎年にぎやかになるはずの家が、、、、、

先日福島のお袋から、電話があり寂しそうな声で

「今年の夏休みは来るのか?」

と聞かれた。

孫と会うのを楽しみにしている両親・兄弟夫婦の事を思うと切なすぎる。
あと何回お盆を迎えられるのか分らない両親になんて答えたらいいのか、、、、

それぞれの環境、それぞれの生活で様々な形で災害の爪後と、
それぞれの立場で戦っている。

7月10日関東にも梅雨明け宣言された。
平年よりも早い、うれしい半面、猛暑の日々がやってくる。

私は、夏が大好きだ。なんか楽しい。朝早く目が覚め1日がとても
長く過ごせる。普段よりも長く行動できるので、きっと楽しい事も
普段よりも多いはず。ワクワクする。

被災地の人にも、、暑さに負けないようエールを送りたい。

ふぁいとぉー!!┗(  ̄◇ ̄)乂( ̄皿 ̄ )bいっぷぁーつ!!

受け止める勇気 素直な心

書店で一冊の本に出会った。

読むか読まないかためらった。

読めば必ず、せつなくなるし、泣いてしまう、

読まなくてもいい、知らなくてもいい、

何度も手にとっては戻した、迷った、、

やっぱりせつなかった、、、、、ε= (´∞` ) ハァー

「つなみ」

しっかりと読もう最後まで、目をそむけず、そう思いながら読んだ。
なかなか寝れなくなった。
何が現実なのか分らなくなった、全てが現実なのに、、

3ヵ月経った今も、お母さんを必ず見つけて、お父さんと3人で仲良く
暮らしたいと願う小学5年生の女の子の笑顔、叶わぬ事と知っていながら、、

小学4年生の息子が「つなみ」を手に取り読んでいる。黙ったまま
読んでいる。どんな気持ちで読んでいるのか分らない。
何かを感じてくれればいい、
そしてその何かを忘れないでいてほしい。

子供たちの言葉は、とても素直で真っすぐだ、

「うれしいかった」

「よかった」

「ありがとう」

「がんばる」

どの子の文章にも強い意志を持って登場する。

是非、読んでほしい人達がいる、
被災地でもないのに地震の影響で仕事が減った、
お金が大変だ、と口にする大人たち、
帰れる家があり、水が飲め、食事ができ、家族がいる。
そして酒を飲む、何が不満だ。
たとえそれが事実でも震災の影響等口にするな、
自分で何とかしろ、そんな大人が日本を堕落させる。
そんな大人に心から、本物に触れてほしいと思う。
是非、読んでいただきたい、
そして、今の自分がどれだけ幸せなのかという事を分ってほしい

作文を書いてくれた最後のページの笑顔の子供たちに感謝!

すごく上手に書けてるね、出会えてよかった

ただただ、、、、、そして、ありがとう

思い出は、そこに住んでいた人達の心の中に

必ずに残っているはず。そしてこれからも永遠に、

今は、ただただ、、、、、

御先祖様も、

そして、

そこで頑張る人達の笑顔に救われる、

こちらこそ、心からありがとうございました。

晴れのち晴れ

被災地の方々は、強く強く頑張ってます。
明るく元気よく。
助け合いながら、for youで、
人間はそんなに強くないと思います。
だからこそ、助け合い強くなれるのだと思いました。
被災地でみなさんにふれあい活動して感じた事です。

福島県いわき市に行ってきました。
ボランティアセンターでの活動は朝9:00~16:00です。
平日はまだまだ人が少なく感じましたが、土日は多くの方が来ました。
当日の作業を振り分けられ、現地に向かいます。
現地で現実を直視すると、事の重大さを認識しますが、
意外と感傷に浸っている時間はありませんでした。
自然と身体が動き始めます。目の前にある事実を瞬間的に受け止めた後は、
ただただ作業です。とにかく今目の前にある泥をかたずけること、
目の前にある瓦礫を撤去すること等々、、、
とにかくひたすら身体を手を動かす事でした。
その間は、何も考えていません、とにかく動いてました。
不思議な事に、
その疲れは、地元の方の温かい笑顔ですぐに忘れます。

地元の方は、毎日毎日、生活を取り戻すために頑張ってます。
そしてまた朝を迎えます。
元気な、
いや元気にしていないと何かが壊れてしまう、、
とにかく、気持ちは「晴れ」を維持しないといけない一日が始まります。

東北地方太平洋沖地震

この度の発生した大地震におきまして、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、
犠牲になられた方々及びご遺族の皆様に対し、心よりお悔やみを申し上げます。
心より被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

私も福島県出身であり、親兄弟、親戚ほとんどが福島で暮らしております。災害が起きてからこれまで、
ひと時も被災地の事を忘れることなく過ごしております。

弊社としましても、少しでも救援活動ならびに復興のお役に立てることができますよう、でき得る限りの支援をしていく所存です。

今、私に何ができるかを考え、出来る限りの行動を起こしていきたいと思ってます。